Google+ のソーシャルグラフについて語ろう
- 私もソーシャルグラフに関わる人間の端くれとして、そこだけにフォーカスして語ってみたいと思います
- Google+ のソーシャルグラフは、サークルという概念により形成されます
- つながり方は Twitter と同じくフォロー、つまり片思いの関係
- ユーザをサークルに入れると、そのユーザをフォローしたことになります
- フォローされると、お知らせとして通知され、フォロー返しができる
- サークルにドラッグ&ドロップする UI が最初楽しい
- アカウントを作成すると、デフォルトで空のサークルがいくつかありました
- 友だち
- 実際の友だち、安心して個人的な話ができる人たちのサークルです。
- 家族・親戚
- 家族や親戚などのサークルです。
- 知人
- 顔見知り程度の知り合いのサークルです。
- フォロー中
- 個人的な知り合いではないが、投稿を読みたいユーザーです。
- ブロック
- 交流したくないユーザー。
- 友だち
- Gmail の連絡先が、自動的に取り込まれて、友だち候補として表示されます
- この機能とデフォルトのサークルと UI のおかげで、自然と Gmail の連絡先を、それぞれのサークルに分類する作業がしたくなるという仕掛け
- 従来の SNS だと、Gmail の連絡先から取り出したメールアドレスに対応するアカウントが見つからない場合は、招待になるため、フォローはできません
- Google+ では、アカウントがなくても、メールアドレスだけで、予約みたいな感じで、とりあえずフォロー可能です
- 招待という行為は、ハードルが高いので、それに代わる手段があるのは、すごくいいと思うんですよね
- 招待するほどではないけれど、アカウントがあったらフォローしたい、というケースを救えるわけで
- 友だちを見つけるために、定期的に、メールアドレスで検索する手間からも、解放されます
- 相手としても、アカウントを登録した瞬間から、既に何人かにフォローされていれば、スムーズに入り込むための助けとなるでしょう
- friendfeedの「仮想の友達」 にちょっと似てるかも
- もちろん、誰も招待しないことには始まらないので、アカウントのないユーザを含むサークルをクリックすると、抜け目なく招待をすすめられます
- 招待という行為は、ハードルが高いので、それに代わる手段があるのは、すごくいいと思うんですよね
- 今現在は、サークルに入れると、相手に通知されることが、体験としてわかっているため、無邪気に分類してた当初より、追加のペースは落ちています
- 「仮想の友達」のように、サークルに入れた、アカウントがないユーザから、Google が集めてきた、本人の他サービスのストリームが流れ出したら、面白いかもしれないですね
- サービスがヒットするか否かという神秘については、依然謎のままですが、これらの特徴が、その邪魔になる可能性は低いでしょう
- 私も、このようなすばらしい考え
をパクってにインスパイアされて、よりよいサービスにつなげていくため、決意を新たにしたいと思います